三日坊主にさようなら 習慣化コンサルタント 古川武士氏

【paters】

またまた　TBSのニュース番組　Nキャスからの話題です。今回は、脱・三日坊主！　習慣化コンサルタント　という話題です。三日坊主と聞いて皆さんも少しは心当たりがあるのではないでしょうか。運動やダイエット、語学の勉強等々　意気込んで始めたものの三日くらいでへこたれてやめちゃった経験は誰しもがあると思います。そんな三日坊主を脱出するためのコンサルタントがあるのですね。”継続は力なり”という言葉がありますが、脱・三日坊主　はこの人生のパワーを勝ち取るための手立てとなるのではないでしょうか。このブログも三日坊主にならないように今回の　脱・三日坊主　まとめて行きたいと思います。

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三日坊主ランキング
習慣化の極意
三谷幸喜さんとゲストのコメント

三日坊主ランキング

まず、紹介されていたのが三日坊主ランキングです。皆さんどんなことに挑戦しては挫折しているのでしょうか。

１位	ダイエット
２位	整理整頓・片付け
３位	日記をつける
４位	家計簿をつける
５位	語学・資格の勉強

三日坊主ランキング　「じゃらんニュース」調べ

何かと忙しい現代人なかなか習慣にできず諦めた人も多いようです。そんな習慣化のハードルを下げてくれると話題の人物が　習慣化コンサルタント　古川武士氏　です。

書籍の売り上げは累計100万部を突破、物事を習慣づける習慣化を５万人以上に伝授してきたスペシャリストです。古川氏によると習慣化するっていうのは脳がこれをいつも通りだよっていうふうにうまく勘違いしてくれるように行動することだそうです。では、どのように　脳に「いつも通り」だと思わせるのでしょうか。

習慣化の極意

古川さんお勧め習慣化の”みっつの極意”　

習慣化の極意①　ベイビー・ステップ　

これは当たり前と思われがちですが、とにかく小さな一歩で始めるというのが重要

例えば、ランニングを始めようと思ったとき、最初から毎日三キロ走ろうといった目標を立てることがありますが、これはそれまで全く走らなかった人には少々高いハードルになります。そこで最初の一週間はウェアに着替えるだけ、それを着て脱ぐだけでもいいので、最初の七日間を小さなことでウォーミングアップして行くことが重要で、変化を小さく少しずつステップアップすることで、これはいつもどうりだと脳が勘違いしてくれるのだそうです。

一週目　ウェアを着るだけ　二週目　家の周りを歩く　三週目　家の周りを走る　という風に徐々にステップアップして行くことが重要とのことです。

実はこれは脳科学的にも理にかなっているそうで、脳研究者の池谷裕二先生によると、いつもと違う行動をすると危険があるかもと脳が大きな変化を嫌がって現状維持を求める傾向がある -> つまり続かないのは脳が本能的に嫌がっているから（現状維持バイアス）なのだそうです。

習慣化の極意②　例外ルール（逃げ道）を設ける

一方で何日か続いたとしても一日でもやめてしまったら、その後　進まないことが多いですね。エンジンがかかりづらい状態になってしまって、なかなかその後が続かない状態になってしまいます。こんなときもちょっとした工夫で乗り越えられるということです。それは、あらかじめできなかった日のための例外ルールを決めてしまえばいいのだそうです。毎日やると決めたランニングでも仕事で遅くなった日やお酒を飲んだ日は欠かしてしまいます。そんな日は「一日の歩数を確認するだけ」といった例外ルール（逃げ道）を事前に決めておくことで「続かなかった」という自己嫌悪を回避し　モチベーションを保てます。他にも整理整頓なら例外ルール「一か所のものを片付けるだけ」。日記なら例外ルール「一行だけ書いただけ」でもOKとする。行動をまったくゼロにしない事が重要です。

池谷先生によると、逃げ道があるということを認識していればそれがない場合と比べ受けるストレスは80%軽減できるというデータもあるそうです。

習慣化の極意③　終末効果

日記や片付けをする前にタイマーをセットして始めます。人間は何か行動する時カウントアップよりも終わりが近づくカウントダウンの方が断然行動しやすくなるそうです。これは専門用語では終末効果と言って、人間の脳は物ごとを始めた時（初頭効果）と終わりが近づいた時が　特に集中力が高い（終末効果）のだそうです。

しかし。いろいろなコンサルタントがあるものですね。習慣化コンサルタント　というのを初めて知りました。