プログラミングのすすめ 第八歩 Java JDK(Java Development Kit)インストール と Hello World!

プログラミング
【paters】

プログラミングのすすめ 第八歩 は Java です。Java は、前回までご紹介していた JavaScript とは全く違ったプログラミング言語になります。 Java で作られたアプリも沢山あるため、一般の方のPCには、すでに Java プログラムを実行する環境はインストールされていると思います。 しかし、それは、Java Runtime Environment というもので、Java で作られたプログラムを走らせるのに必要な環境だけです。 Java で プログラムを作成するためには、JDK(Java Development Kit)をインストールする必要があります。

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Java 開発環境の確認

コマンド・プロンプト で 次のコマンドをたたいてみてください。

C:\WINDOWS\system32>java -version
java version "1.8.0_311"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_311-b11)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 25.311-b11, mixed mode, sharing)

java -version で java runtime の version が表示されます。java runtime はインストールされています。

C:\WINDOWS\system32>javac
'javac' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

javac は、 java のコンパイラーです。 javac とタイプして 認識されていません と表示された時は、JDK はインストールされていません。

JDK のインストール

以下の JDK ダウンロード・サイトにアクセスしてください。

Download the Latest Java LTS Free
Subscribe to Java SE and get the most comprehensive Java support available, with 24/7 global access to the experts.
windows の タブを押して、 x64 Installer の横のリンクからパッケージをダウンロードします。

以下からもダウンロード出来ると思います。

Error Page 404

ダウンロードが終わったら、ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。

インストールが完了したら、コマンド・プロンプトで以下を確認します。

C:\WINDOWS\system32>java -version
java version "19" 2022-09-20
Java(TM) SE Runtime Environment (build 19+36-2238)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 19+36-2238, mixed mode, sharing)

java -version で version を確認してインストールしたJDKのversionになっているか。

C:\WINDOWS\system32>javac
使用方法: javac <options> <source files>
使用可能なオプションには次のものがあります。
  @<filename>                  ファイルからの読取りオプションおよびファイル名
  -Akey[=value]                注釈プロセッサに渡されるオプション
  --add-modules <module>(,<module>)*
        初期モジュールに加えて解決するルート・モジュール、または<module>が
                ALL-MODULE-PATHである場合はモジュール・パスのすべてのモジュール。
  --boot-class-path <path>, -bootclasspath <path>
        ブートストラップ・クラス・パスの位置をオーバーライドする
  --class-path <path>, -classpath <path>, -cp <path>
        ユーザー・クラス・ファイルおよび注釈プロセッサを検索する位置を指定する
  -d <directory>               生成されたクラス・ファイルを格納する位置を指定する
  -deprecation                 推奨されないAPIが使用されているソースの位置を出力する
  --enable-preview             プレビュー言語機能を有効にします。-sourceまたは--releaseとともに使用されます。
  -encoding <encoding>         ソース・ファイルが使用する文字エンコーディングを指定する
  -endorseddirs <dirs>         推奨規格パスの位置をオーバーライドする
  -extdirs <dirs>              インストール済み拡張機能の位置をオーバーライドする
  -g                           すべてのデバッグ情報を生成する
  -g:{lines,vars,source}       いくつかのデバッグ情報のみを生成する
  -g:none                      デバッグ情報を生成しない
  -h <directory>               生成されたネイティブ・ヘッダー・ファイルを格納する場所を指定する

javac で使用方法等が表示されるか、上記の様に表示されれば、JDK は正常にインストールされています。

Hello World ! プログラムの作成

マッチングなしでメッセージ可能 ハッピーメール(18禁)

コードの記述

JDK が無事にインストール出来ましたので、最初は定番の Hello World ! を表示するプログラムを書いてみましょう。

public class JavaHelloWorld{
   public static void main(String[] args){
     System.out.println("Hello World!!");
   }
}

ファイル名は、 JavaHelloWorld.java として保存します。ファイル名と public class の名前は一致していないといけません。

\JavaDev という directory に置いています。

 C:\JavaDev のディレクトリ

2022/10/18  14:04    <DIR>          .
2022/10/18  14:04    <DIR>          ..
2022/10/18  13:58               124 JavaHelloWorld.java
               1 個のファイル                 124 バイト
               2 個のディレクトリ  19,454,607,360 バイトの空き領域

コンパイル

javac JavaHelloWorld.java でコンパイルします。

C:\JavaDev>javac JavaHelloWorld.java

C:\JavaDev>

何も表示されずに次のプロンプトが出て、JavaHelloWorld.class が作成されればコンパイルは成功です。

 C:\JavaDev のディレクトリ

2022/10/18  14:04    <DIR>          .
2022/10/18  14:04    <DIR>          ..
2022/10/18  14:04               435 JavaHelloWorld.class
2022/10/18  13:58               124 JavaHelloWorld.java

実行

java JavaHelloWorld で実行します。

C:\JavaDev>java JavaHelloWorld
Hello World!!

C:\JavaDev>

いかがでしたでしょうか、JDK のインストールと、Java プログラム Hello World! 、コンパイル・実行の仕方をご紹介しました。

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