風間公親 ー教場０ー の放映が始まりました。２，３年前から単発のスペシャルドラマで放送された。ー教場Iー －教場II－ の前に当たるストーリーを連続ドラマの形に仕立てたもので、以前の教場シリーズを再放送して、大々的に宣伝していたのでかなりの期待を持って第一話を見ました。
しかし、これがかなり酷かった。つっこみどころ満載、そんなわけねぇだろ！と言いたくなる出来でした。そんな訳で、他にも酷い内容のドラマは多々ありますが、ここにそんなドラマへの感想をまとめて行きたいと思います。
風間公親 －教場０－ 第１話 ネタバレ注意
このブログを始めようと思わせてくれた、記念すべき酷い内容でした。スペシャルドラマでの数々の事件もそうでしたが、こじ付けとしか言いようがないような内容です。
ホストクラブのオーナーが、タクシーの中で刺されて殺される。殺したのは、タクシーに同乗していた女です。タクシーに乗ったとき女はマスクにサングラス姿です。如何にも怪しい。タクシーに乗った後、同乗していた男は、タブレットを片手に地図を見ながら、運転手に行き先を指示するのですが、これが、地図上に女の名前を書くようにタクシーを走らせているのです。女の名前は 「日中 弓」なのですが、一筆書き出来る名前を上手く考えつきました（笑）
男は、殺されるかも知れないとの予感から、タクシーを女の名前を示すように走らせてダイイングメッセージを残していたって、もうわけわかりません。思わず バカバカしい と声を出してしまいました。そんなことしてないで逃げて～、一緒にタクシーに乗らなきゃいいのに～ て誰でもが思います。
これって原作がそんなに酷いのかと思って調べてみると、実はそうでは無いようです。原作では、殺された男は、女へのプレゼントにその人の名前を何等かの形で残して贈るみたいな癖があったようで、これもタブレットを女にプレゼントしようと、その際にタブレットの地図に女の名前の軌跡を残しておこうとしたようなのです。
でもドラマでは、そこんとこをこんな風に変えちゃって、御茶の間のちゃぶ台返しに合ったんですね。
もう一つの事件、ひき逃げ犯の顔を娘が見ていたのですが、娘はその人を知っていたのか？顔を見ていただけで、どうやってひき逃げ犯までたどり着いたのか、まったく理解出来ません。また、ひき逃げの容疑者までたどり着いたのなら、本人が認めるもなにも、車とか現場の証拠とかから事故を確認できるでしょう。この辺が全然触れられていないので、随分いい加減な展開に思えて仕方ないです。
このドラマ、今後もいろいろなネタを提供してくれそうで楽しみです。
夫婦が壊れるとき 第1話
こちらは、イギリスBBCで人気だったドラマ 女医フォスター ・夫の情事、私の決断 をリメークしたもの、また、韓国版でも「夫婦の世界」というタイトルでリメークされています。 こちらもかなり宣伝していたので期待して見てみました。
話の内容は、始まったばかりでそんなにボロがでるまでは進んでないのですが、ところどころ あれ？ と思う場面がありました。
まず、夫の服のポケットから色付きのリップスティックが転がり出します。夫の言い訳は、「飛行機に乗ったら乾燥してて、慌てて買ったら色付きだった」です。どういう状況で機内で買って間違えるかなぁ？ CAがワゴンサービスみたいなので、リップスティック販売してた？想像出来ません。これで納得する方もおかしいでしょ。韓国版では、「中国語がわからなくて」でした。こちらも苦しいですが、まだこっちの方が説得力があります。
夫の浮気を疑って、友達の家に行った稲森いずみ演じる真壁陽子、友達の家で紅茶を飲んでいると、その旦那が帰ってくるのですが、帰ってきた旦那が無断で奥さんの飲んでた紅茶をそのまま飲むのに違和感を感じました。
仕事終わりの夫の後を尾行して、病院の義母の見舞いに来ていたと知っての帰りに大庭先生とやらと話をしているのですが、大庭先生ってどういう関係の人なのかよくわからん。
（大庭）おー これは珍しい客人だ。
（陽子）御無沙汰してます 大庭先生
（大庭） あぁ ちょうどよかった。 由紀さんのことなんだが・・
（陽子）義母が何か？
（大庭）あんまり良くない。
（陽子）そうですか・・
（大庭）だいぶ弱ってる。正直 いつどうなっても おかしくない状況だ。
（陽子）先生がいて下さって心強いです。
（大庭）久しぶりに息子の顔を見れてうれしそうだ。
（陽子）え？
（大庭）息子に会えるのが何よりの薬だ。もう少しマメに会いにくるように昴太に言っておけ。
大庭先生と陽子の関係？ 昴太との関係？ ちょっと説明がないとモヤモヤ。こんな風な分かり難い場面やチグハグな場面が、ちょっと目立つ。
息子役の演技が下手なのにも、今後少し不安があります。
宣伝していた割には、そうも面白いとは思えなかったので、BBCの女医フォスターをU-NEXTで見てみました。こちらは、一機に5話 5時間強見れる程、面白かったです。
風間公親 －教場０－ 第2話
第1話が酷かったので、期待せずに見たがまたも酷かった。自分の子がクラスでいじめられているのを見て見ぬふりしている教師を殺しちゃいますか？劇中で刑事自身が動機が薄いと言っているので、それなりの説明があるものと思って見ていたが、結局、またまた納得いかない動機の説明です。
担任の事を憎んでいても、命まで取ろうとする保護者なんていません。 と容疑者も言っているし
親は子供を守るために人を殺せます。ってそりゃそうですですけど、これが動機の説明になってますか？ ええ加減にせぇと言いたいです。
また、死亡推定時刻のアリバイ作りのため、校庭の二宮金次郎の銅像の持っている本を糸鋸で切り離して、別の場所でその銅の本で殴って殺して、また本を溶接してくっつける という事をやったんだとしていますが、そんな、銅像を糸鋸でギコギコやってたり、溶接をバチバチやってたら目立ってしょうがないですよね。そんな無茶苦茶な話ってある訳ないでしょ。
「勝利の法廷式」CASE2
風間俊介演じる脚本家が、志田未来演じる弁護士に裁判を脚本通りに演じさせて、裁判を勝利に導くという、まぁあり得ない設定のドラマなのですが、CASE1はバカバカらしいなりにもなるほどと思えるストーリーでした。しかし、このCASE2は、ちょっとだけちゃぶ台を返しそうになりました。
DVの痛みを癒すために覚醒剤に手を出していた？！ そんなアホな、と思うと共にそんなやつに共感出来ませんね。
