初めてのバジルの水耕栽培 記録

家庭菜園

4月初旬から、バジルの水耕栽培を始め、7月現在結構な収穫が出来るようになりました。今回のバジルの水耕栽培の経過を写真と共にご紹介します。

概要

今回、ご紹介するのは、スポンジの苗床とペットボトルを利用した容器でのバジル水耕栽培です。

種から育てるのは初めてです。水耕栽培も初めてでした。

発芽までは、特に問題はありませんでしたが、双葉が出てからは、スポンジの苗床では、気温が低かったせいか中々育ちませんでした。

ペットボトルに移してからか、その後、暖かくなったせいか、順調に育つようになり、7月中旬には、窓辺に見事に育ったバジルの株が並びました。

初めてにしてはうまく行ったのではないかと自負しています。

この記事では、初めて挑戦したバジルの種からの水耕栽培について、種の植え付け、ペットボトルへの移植、毎日の管理、育て方のコツ、収穫の仕方について分かり易くご紹介します。

購入した種

今回植え付けたのは、ニチノウのタネ(日本農産種苗株式会社)から発売されている スイートバジル です。収穫目安は40日、種まき時期は暖かい部屋であれば年中OKと記載されています。

タネ自体は、2mmほどの大きさがあります。結構大きいので植え付けは案外簡単です。

                                                                                                   

                                  

スィートバジルの水耕栽培 その経過の記録

種の植え付け

スポンジ苗床の用意

4月5日

食器洗い用スポンジにバジルの種を植え付けます。
3センチ角に切った食器洗い用スポンジを用意します。

百円均一で買ってきたスポンジ(百円で6個入)を使いました。焦げ落とし用の硬いフェルト状のものが付いている場合は、根が伸びるのに妨げになるので剥がします。

一つのスポンジを八等分すると一つが約3センチ角になります。

全部で48個の苗床スポンジができました。

真ん中にカッターで十字に切り込みを入れそこにバジルの種を4個づつ植え込みます。

スポンジの表面ぎりぎりか、1mmほどの深さで植え込みすれば問題ありません。

同じく100円均一で買ってきたA4書類のトレイに水を張り、そこにスポンジを置きます。

乾燥防止にスポンジにトイレットペーパーをかぶせておきます。

発芽までの管理


カビが生えたり、乾燥しないように、水はほぼ毎日替えます。

発芽

4月13日
発芽しました。発芽率は80%ほどです。種のパッケージには発芽率は70%以上との記載がありますので既定値以上です。

間引き

一番丈夫そうな芽を残してスポンジ一個あたり一本の芽に間引きします。

この後、スポンジの苗床のままでは苗は大きくなりません。水を液体肥料に代えたりしましたが、そう大した成長はありませんでした。1週間程様子をみて根がある程度伸びているようであればペットボトルに移します。

ペットボトルの容器へ移植

ペットボトルへの移植は、根が5cmほどに伸びてからと思っていましたが、中々そこまで根はのびず、双葉が出た状態で成長が止まってしまうようです。

ある程度大きくなった苗で根が丈夫そうな苗から、ペットボトルで作った容器に移植して行きます。

4月27日
この写真の苗くらいでペットボトル容器に移植開始です。

液体肥料の用意

ペットボトルには、ハイポニカ液体肥料を500倍に希釈した水を入れます。

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大きくなった苗から順次移植して行きましたが、途中で一向に育たず枯れてしまうものもあります。48個中 ペットボトルへ移植できたのは半数の24個程でした。

5月2日
最後の苗をペットボトルへ移植完了しました。

ペットボトルへ移植後の管理

日当たりの良い窓辺において、苗の小さいうちは4,5日に一度くらいの頻度で液肥の減り具合をチェックし、減った分だけ液肥をつぎ足します。

藻の発生防止にペットボトルにはアルミ箔を巻いて遮光しておきます。

5月から6月は、暖かくなり、どんどん成長します。

株が大きくなるにつれ、液肥の減りが早くなるので、6月下旬には1日おきくらいで液肥をつぎ足します。

7月2日

かなり成長しました。日当たりのいいところにおいているものほどよく育ちます。

敵芯と収穫

20cmほどに成長し、本葉が10枚以上になれば、下葉 5,6枚を残して摘心します。

写真のものは、少し成長しすぎています。

先の方の4,5枚を摘心して収穫しました。

摘心で切り取ったものも、またペットボトルに指しておき育てることが出来ます。

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摘心後の株です。

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摘心したものの下葉をとった状態です。

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スポンジに指します。

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再びペットボトルに植えておくと根を出して、成長します。

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窓辺においておきます。

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考察、育て方のコツ

  • ペットボトルへの移植は、根が5cmほど伸びた時と思っていましたが、双葉が出て少し大きくなったら、見切りをつけて移植した方が大きく育ちます。
  • とにかく日当たりの良い場所に置いた方が育ちます。
  • 窓辺に置いている場合は、時々方向を変えて株全体に日があたるようにします。
  • 株が大きくなったら、液肥の減りも早くなります。毎日チェックして水切れに注意します。
  • 摘心の時期を逃さないように気をつけます。(20cmほどになったら)

以上、バジルの水耕栽培の記録でした。

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